2007年6月11日月曜日

鳥取県サイクルマラソン



朝6時30分にプロショップ野崎に集合して、湯原から米子自動車道でスタート地点の「米子ハイツ」へと向かった。
途中から雨が降って来て、米子の方は黒い雲が覆っている。
次第に雨脚も強くなって、スタート地点の「米子ハイツ」に着くころには本降りになった。
雨具は持って来てないし、ウェアも半袖半パンなので、テンションは思いっきり下がってしまった。
そうこうしていると、隣の車で待機していたコウちゃんが「DNS」宣言。
「やめよかなー」という考えが頭の中をちらちらとし始めたが、スタート15分程前から次第に雨足が弱まって、
10分前には上がったので、急いで着替えて息子のKAZから雨具を借りてそのままスタート。

スタート直後は先頭集団が視界に入っている範囲の位置で「激走」。
しばらく走ったところで「いかん、いかん。こんなペースで走ってたら120kmもたへんで。」とマイペース走行に切り替える。
今回はそんなに長い上りは無いと思ってたが、なんのなんの結構な上りが待ち受けていた。
最初の長い上り区間で、するすると追い抜いてゆく自転車をみると黒のコルナゴ。
しかもウェアも黒っぽい、「ん?、ヤスケンや・・・。あいつ今日は調子ええんやな・・・」
上り終える頃には結構間が開いてしまったので、じわじわ追いつかねばと引っ張ってもらえそうな人を探す。

一人の若者が追い抜き様に「カッパのフードがパラシュートになってますよ。」と言ってくれたので、
あわてて内側に入れて、その若者に付いて行く事にした。
しばらく走ると、大体同じようなペースの人たちとの集団ができて、その中でローテーションをしながら第一チェックポイントに到着。
バナナとどら焼きを食べて水をのんでるとさっきの集団が出ていったので、あわてて後を追う。
下りでなんとか追いついて、ローテーションしながら快調に走って行くと、前の信号が「赤」になったのでSTOP。
すると、うしろからやってきた2人組が「だいぶ手前で右折の矢印があったようなんですけど・・・」と言ってくれた。
何人かの人が地図を出して見るも、今自分たちが何処に居るのか判らないので、ちかくの商店主に尋ねてなんとかコースに戻れた。

折り返し地点の手前で、前から6〜7人の先頭集団がやって来た。メンバーを確認すると・・・
もちろん鉄人Oさん、MOLESさん・・・KAZも付いて行っている。しかも余裕の笑顔で手を振って行った。
折り返し地点では、又してもバナナとどら焼きを補給して、トイレへ行き、一緒に走って来た集団より一足早く出発。
マイペースで走っていて、追いつかれたら又合流しようという作戦だった。
しばらく走ると、前からヤスケンがやってきた。どうやら前半で追い抜いて行ったコルナゴは人違いだったようである。

ここからは長い一人旅で、遥か前に見え隠れする黄色いジャージを目指してペダルを漕いだ。
ようやく追いついてしばらくは後ろに付かせてもらって、お返しにと前に出て引っ張っているつもりが、
しばらくして振り返るとそこには誰も居なかった。
なので、またしても淡々と一人旅を続ける。
折り返してからは、上りにさしかかると足の筋肉が悲鳴をあげはじめて、上りで力強くペダルを回すと「ピキッ」とつりそうになる。
しかし、今回は友人のアロマテラピストに勧められたスペシャルドリンクのお陰か、気持的にはつねにアグレッシブで、追い抜いて行った「QuickStep」をもう一回捕まえて置き去りにして、その後2人を追い抜いた。

そして、所要時間5時間8分でゴール。
ミスコースが無ければ5時間は切れていたとおもうので、自分的には大満足のタイムだった。

今回痛感したのが、やはり「上り坂」に強くならなあかんなーと言う点。
やっぱりトレーニングしか無いんやろうけど、今度イクマ師匠に教えてもらって、
来年は10分短縮に挑みたい。

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